泥んこ道をふたりで

そんなことあったねと笑おうよ

連絡

もともと渡部さんは

昔付き合ってた?ときから

連絡が全然マメではありませんでした。


束縛をきらい

ひとりで自由に暮らしたくて

独身を貫く人だから


なんで連絡くれないの!

とか

もっと連絡してほしい!

とかは

絶対NGワードでした。


だから、

2ヶ月続けてLINEをくれたのは

渡部さんにしては

めずらしいことだと思いました。

マメじゃない渡部さんが、

わざわざ連絡してくれたこと。

それがまた嬉しかったのです。


でも、そこからまた連絡は来なくなり…

2ヶ月半あきました。


私はその間ずっと

毎日連絡を待ってました。


何度も私から連絡しようかして

送信ボタンを押せずにLINEを閉じてました。


でも、ついに

LINEをしてしまいました。


その日、私の町で

渡部さんと同じ車を見かけたのです。

あんまり見かけない車なので

もしかしたら…と思い

「今日はこちらに来る日ですか?」と。


すると

「今日は違うよ。もしかして今日は時間あるの?」

と返事がきました。


そういう意味じゃなかったのですが…

なんか間違えたかなぁと思いながら


電話するなら

平日の夜がいいですか?と送りました。


すると

「夜ならいつでもいいよ」と。


それって…

彼女いないってことだよね?

自分のことは

棚において

嬉しかったです。


それから私は

毎日どうにかして

渡部さんと電話できる時間をつくれないか

考えてました。