泥んこ道をふたりで

そんなことあったねと笑おうよ

思わずかけた電話

いま思うと

それが、本当に絶妙のタイミングで。


ふだん、夜に家を出てることなんて

年に数回の会社の飲み会くらいで

たまたま渡部さんが2年ぶりにLINEくれたのがその日で。

飲み会の日じゃなかったら

夜に電話するなんて

家の中じゃ絶対に無理だし。


その日の飲み会はたまたま

車で行っていたので

私は飲んでなくて

帰り道に近所のスーパーに車をとめて

電話することができたのです。


4年ぶり?5年ぶり?の渡部さんの声。

緊張したけど

意外と話せるのは

なんでだろう。


連絡も取らず

もう二度と会えないと思ってたのに。


まさか電話で話せるなんて。


お互いの近況を

1時間くらい話しました。


直接聞いたわけではないけど

話の中で

渡部さんは今も一人暮らしだと言ってました。


勝手だけど

結婚してたらどうしようと思っていたので

少し安心してる自分がいました。


会話の内容は

いたって普通の友人同士のような感じで

でもそれが楽しくて

あっという間に

1時間以上話していました。


私は

結婚してるし

子どももいるし

それ以上は望んでいませんでした。

電話で話せて充分幸せでした。