このまえのデートは奇跡の1日

このまえのデートで起きた

とんでもないこと。





単刀直入に言うと、




交通事故です。



車が横転し、

廃車になってしまうくらいの事故が

起きてしまったのです。


でも

渡部さんも私も

ケガひとつなくて

本当に奇跡でした。



私たちの乗った車が

カーブで横転した瞬間

渡部さんは対向車が突っ込んでくると思い

死を覚悟したと言ってました。


私は何が起きたのかわからず

そんなこと考えてる余裕もなかったのですが…


幸い対向車はいなくて

私たちは九死に一生を得たのでした。



渡部さんは

私と会う一週間くらい前

体調を崩していたそうです。


朝起きると

ひどいめまいで

天井と床がぐるんぐるん回って

立ち上がることもできず

その日は仕事に行けなかったとのこと。


それから

しばらくめまいは続いて

体調も良くなかったそうです。


そのことを

会う4日前に電話で聞きました。


3週間以上連絡をとってなかったので

体調が悪かったことも知らず

事後報告のように聞いて

心配で心配で、悲しかったです。


体調が悪いなら

会うのも無理しないで…と伝えましたが


その日にあわせて

確実に回復させてるから大丈夫!

と言ってました。


全然大丈夫じゃなかったです。


渡部さんは

会社勤めのときから

外回りで

車の運転はお手の物だったはずなのに


今まで自損事故なんて起こしたこともないし

起こすわけないと思ってた

と言ってたし


ハンドル操作を誤って

カーブでガードレールにぶつかって

横転するなんて


健康な渡部さんじゃ

ありえないもん!!!


絶対無理してたよね…


渡部さん、ごめんなさい…


仕事で絶対必需品の車が

使えなくなってしまって…


もともと次の日仕事だから

私の町まで来てたのに

車がこんなことになってしまって…


だけど

渡部さんは

「さよが無事でほんとによかったよ」

と何度も何度も言ってくれて


「車なんてなんとかなるよ。

かたちあるものはいつか壊れるものだから。」

と言ってました。


そうは言っても

こんなことになって

ただでさえ渡部さん体調悪いのに

渡部さんのために私が出来ることなんて

ほとんどなくて…

渡部さんの体調が

心配でたまらないのでした。