泥んこ道をふたりで

そんなことあったねと笑おうよ

言えなかったこと。

ひとつ前の記事の後半に書いたこと


ここに書くべきかずっと悩んでいました。


なにも明かさず

ブログを続けることもできたけど


今しかない気持ちを

文字にしておきたいと

少しずつ思うようになって

勇気をだしてブログに書きました。。


こんな自分勝手な私に

niceや温かいコメントをくださった皆さま

本当にありがとうございます。


もう少し

今まで言えなかったことを

ここに書きたいと思います。


長くなります。


前の記事の内容で

嫌な気持ちになった方は

申し訳ございませんが

ここまでで

そっと閉じてください。



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昨年10月に書いたこと



これは

渡部さんに妊娠を打ち明けたときの話でした。


嫌がられるかもしれない

もう会えなくなるかもしれない

と覚悟してました。


渡部さんは

もちろん最初は驚いていたけど


話していくうちに

素直に喜んでくれて

とてもうれしそうに話をきいてくれました。


私は

渡部さんに迷惑をかけられないと思って

まずはじめに

渡部さんの子ではないことをはっきり伝えたのですが


渡部さんは

『いや、俺の子だよ。

    そう思いたいよ。』と。


そして

『幸せな気持ちになれた』と

言ってくれたのです。



渡部さんは、それから

『赤ちゃんはすくすく育ってる?』と

度々 連絡をくれて

いつも気にかけてくれています。






夫とは、ずっとセックスレスでした。


しかし

夫も、上の子も、

家族がもう一人増えることを以前から望んでいました。


昨年 引越しをして

新しい環境になり

今までと見違えるように

家族を大切にしてくれる夫。


家族で過ごす時間も

とても幸せで


私も新しい家族を迎えることに

前向きな気持ちになっていました。



渡部さんを好きな気持ちとは

また別で・・・


こんな私が

また新しい命を授かる資格はないと

ずっと思っていましたが


夫と一度だけ

本当に一度だけだったのですが


奇跡のように

私のもとに小さな命が来てくれたのです。。



それがわかったとき

渡部さんに会うのはもうやめようと思いました。


でも

結局は

私のわがままで自分勝手な気持ちで


渡部さんとは繋がっていて


そして

意を決して

渡部さんに伝えたら


思ってもいないような反応をしてくれました。


それからというもの

渡部さんは

『楽しみにしてる』

『ずっと考えてる』

と言ってくれて


真実はどうあれ

私のおなかの赤ちゃんを

自分の子のように思ってくれています。



渡部さんは独身、

兄弟さんも独身なので

妊娠、出産、そして赤ちゃんを

身近に感じることが

今までになくて


私は、本当は

大きくなったおなかを見せることに

少し抵抗があったのですが


先日 会ったとき

私のおなかを

『こんな間近ではじめて見るよ

『もっと違和感のあるものだと思ってたけど、全然変じゃない。むしろ美しいね。

と言ってくれました。


赤ちゃんも

渡部さんが

おなかにそっと手をあてると

ぽこんと動いて反応してくれました。


こんなふうに

渡部さんに

今まで味わったことのない感動を

自分の事のように感じてもらうことができて

私もうれしく思っているのです。。。


普通なら

こんな関係は有り得ないだろうし


渡部さんが

深くて広い心で受け止めてくれることに


本当に感謝しています。




この春

私の生活は大きく変わるでしょう。


渡部さんとの関係も

この子の存在で

大きく変わっていくと思います。



世間的には許されない

とても常識はずれな関係で


決して誰にも明かすことはできませんが


血の繋がりがなくても

小さな命の誕生を

こんなにも

待ちわびて

大切に思ってくれている人がいることに

感謝したいです。



これからも


ぜったいに

誰ひとり傷つけないように


いちばん

大切なものは

私が責任をもって

守ります。


なにがいちばん大切なのか

見失わないようにします。





どうか無事に

生まれてきてくれることを

祈るばかりです。


春まで

もうすこし。


気を抜かず

がんばります。




お読みくださり

ありがとうございました。