泥んこ道をふたりで

そんなことあったねと笑おうよ

露天

私は内湯


渡部さんは露天


それぞれ湯を楽しむ。


『ちょっと熱いけど

陽の光がいい感じだよ 』と

渡部さんに言われて


私も

そろりそろりと露天風呂へ移動しました。


木漏れ日が眩しくて避けてたら

渡部さんの身体とお風呂の石の壁との

狭ーい隙間にちょうど私が入り込んだかたちに。


まあまあ広い石風呂なのに

すみっこでぴったりくっついて浸かってて


おもしろくて

『お猿さん達が温泉入ってるときみたい。ぴたっとくっついてるもんね。』と渡部さんが笑ってました。


眩しいくらいに とてもよく晴れた日で

見上げると 冬の澄みきった青い空。


ゆったり露天風呂に浸かりながら

私は空を見上げて

贅沢すぎる時間を堪能しました。


その頃

のぼせた渡部さんは先に内湯に戻って

お風呂のふちに座ってました。


しばらくして

隣に私も座ってちょっとイチャイチャ。


でも、やっぱり温泉では

キスとハグとかるめのお触りまで。


素肌と素肌をぴったり合わせて

一緒にお湯に浸かってるだけで

最高に気持ちよくて幸せな時間です。