泥んこ道をふたりで

そんなことあったねと笑おうよ

なにかが変わる春にしたい

大晦日に私がLINEを送ったら

年が明けて4日後に渡部さんから一通だけLINEがきて以来

しばらく何にも連絡しないでいました。



渡部さんは以前

私の住む町に月に一度必ず仕事で来ていたのですが

連絡が取れなくなってからは

来てるのかどうかわかりませんでした。



だけど今月

渡部さんは私の町に来てた。

見たわけじゃないけど

そう確信できたので

連絡をしてみました。



『春ですね。

今日は○○(私の住む町)に来てましたか?

平成最後の○○かな。

令和も○○に来てくださいね。』


送るかどうか数時間迷って

勇気をだして送信ボタンを押しました。


なにか変わるのか

知りたくて。


お昼すぎに送ったけど

夜遅くなっても既読はつかなかった。


やっぱりか。

まだだめだったか。

なにも変わってない。


次の日 朝起きても既読になってなかった。


送信取消しようかと思ったけど

久しぶりに勇気をだして

渡部さんに話しかけた私を

ほめてあげたくなった。


だから残しておこうと思いました。

こんな気持ちになったのははじめてでした。




そして仕事のお昼休みにスマホを見たら・・・


渡部さんからLINEが入ってる!!


びっくり。


次の日の朝まで既読にならなかったし

まさか返信が来るなんて思ってなかったから。


お昼のお弁当の蓋を開けかけてたけど

渡部さんからLINEが来てたことに動揺して

食欲がまったくなくなりました。


胸がいっぱいで

ごはんが喉を通らないなんて。



私 乙女すぎだろ(笑)




渡部さんの返事は


『もう○○にはいないかと思ってたよ。』


だけでした。



??

どういう意味??


冗談ぽく言ってるのか

それとも?


やっぱり

渡部さんむずかしいよ。


だけど私はずっとそこにいたよ。

いつも渡部さん来てないかなって思ってた。

そういうの全然伝わってなかったんだなと思った。


渡部さんから届いた言葉


どういう意味で捉えたらいいのか

わからないけど


そんなに深く考える必要もないのかな。。


ただ

この言葉を読んだ瞬間は

なんとなく

すごく嬉しかったのです。


この春

なにか

変わる?


変わりたい。